2025年は、へび年!
干支にちなんだ絵本を探している保育士さん向けに、へびが出てくる絵本を紹介します。
今回紹介する絵本は、ユーモラスでかわいらしいへびが出てくるストーリーばかり。
ぜひ、今年の主役のへびに親しみが持てる一冊を見つけてください。
『へびくんのおさんぽ』
出版社:鈴木出版
作・絵:いとう ひろし
発行日:1992年
『へびくんのおさんぽ』のあらすじとおすすめポイント
へびくんが、おさんぽをしていると大きな水たまりがありました。
「こんなのへっちゃらさ」と体を伸ばして水たまりの上に橋を架けると、
「せなかをわたらせてもらえませんか?」と動物たちがやってきました。
やさしいへびが主役の絵本です。
文章が少なめなので、子ども達にもストーリーがわかりやすいでしょう。
動物たちが、へびくんの背中を渡るときの音も子ども達と一緒に言って楽しめます!
『ながいながいへびのはなし』
出版社:小峰書店
作:風木 一人
絵:高畠 純
発行日:2001年12月
『ながいながいへびのはなし』のあらすじとおすすめポイント
あるところに、長い長いへびがいました。
どのくらい長いかというと、あたまが町にいても、しっぽは山のなか。
あたまとしっぽはあまりにも離れているので、だんだんとお互いのことが心配になり……。
ページが上下で分かれていて、頭としっぽの対比が見られるところがこの絵本の面白いところ。
それぞれがお互いのことを気にかけて、心配するところがとてもかわいらしいです。
『はらぺこヘビくん』
出版社:ポプラ社
作・絵:宮西 達也
発行日:2006年04月
『はらぺこヘビくん』のあらすじとおすすめポイント
はらぺこヘビくんが、おさんぽしてたら、まんまるりんごをみつけたよ。
次は、バナナ、さんかくおにぎり……。
ヘビくんは、どうしたとおもう?
かわいらしいヘビくんが、次々とおいしそうな食べ物を見つけていくお話です。
「どうしたとおもう?」と問いかけがあるので、子ども達と展開を考えながら読み進めることができます。
『しろしろのさんぽ』
出版社:BL出版
作・絵:中新井 純子
発行日:2003年12月01日
『しろしろのさんぽ』のあらすじとおすすめポイント
しろしろは、のんきなちびのへび。
ぐるぐるまきの、おけいこをするようお父さんに言われましたが、お散歩に出かけてしまいました。
チョークやペンキを使って、森や汽車、学校に落書きをしていきます。
子どもが描いたような絵が特徴的で、とても温かみを感じる絵本です。
しろしろは、さまざまなところにのびのびと絵を描いていくので、
絵本を読んだ後に、お絵かきあそびに発展させても楽しめそうですね。
『どいてよへびくん』
出版社:偕成社
作・絵:五味 太郎
発行日:2003年03月
『どいてよへびくん』のあらすじとおすすめポイント
体が長くて、どこにいても、何をしていても「どいてよ!」と言われてしまうへびくん。
最後のページでは、雨が降ってきて……。
同じセリフが繰り返されるので、子ども達もすぐに覚えて一緒に言って楽しめます。
一つひとつ、言い方を変えて読むと子ども達も喜びます。
ずっと怒られてばっかりの、へびくんなので心配になってしまいますがラストは、ほっこりできますよ。
へびの魅力が詰まった絵本を楽しもう
普段、子ども達にあまりなじみがない「へび」も、絵本を通して楽しく知ることができます。
絵本に登場するへびたちは、優しくてかわいらしく、ユーモアのあるキャラクターばかり。
ぜひ、へびが出てくる絵本で子ども達と楽しい時間を過ごしてください。