【現役保育士が選ぶ】節分がテーマのおすすめ絵本15冊

節分の絵本 おすすめ15冊 絵本

2月の行事として園でも取り上げられることの多い「節分」

節分にはなぜ豆まきをするのか、なぜ鬼を追い払うのか子どもにうまく説明できますか?

何となく分かっていても子どもに話すとなると少し難しくて伝えにくいかもしれません。

そこで、今回は節分をテーマにした絵本を15冊紹介していきます。

お話を通して節分について知ることができるので、小さな子どもにも伝わりやすくなりますよ。

  1. 『おにはそと』
    1. 『おにはそと』のあらすじとおすすめポイント
  2. 『せつぶんワイワイまめまきの日!』
    1. 『せつぶんワイワイまめまきの日!』のあらすじとおすすめポイント
  3. 『まめまきバス』
    1. 『まめまきバス』のあらすじとおすすめポイント
  4. 『ちゅーたんのおにはーそと!』
    1. 『ちゅーたんのおにはーそと!』のあらすじとおすすめポイント
  5. 『せつぶんセブン』
    1. 『せつぶんセブン』のあらすじとおすすめポイント
  6. 『おにはうち!』
    1. 『おにはうち!』のあらすじとおすすめポイント
  7. 『まめまき できるかな』
    1. 『まめまき できるかな』のあらすじとおすすめポイント
  8. 『まめのかぞえうた』
    1. 『まめのかぞえうた』のあらすじとおすすめポイント
  9. 『せつぶんのひのおにいっか』
    1. 『せつぶんのひのおにいっか』のあらすじとおすすめポイント
  10. 『ようかいむらのにこにこまめまき』
    1. 『ようかいむらのにこにこまめまき』のあらすじとおすすめポイント
  11. 『おばあちゃんのえほうまき』
    1. 『おばあちゃんのえほうまき』のあらすじとおすすめポイント
  12. 『きょうはせつぶん ふくはだれ?』
    1. 『きょうはせつぶん ふくはだれ?』のあらすじとおすすめポイント
  13. 『おにはそと!ふくはうち!』
    1. 『おにはそと!ふくはうち!』のあらすじとおすすめポイント
  14. 『おなかのなかに おにがいる』
    1. 『おなかのなかに おにがいる』のあらすじとおすすめポイント
  15. 『せつぶんだ まめまきだ』
    1. 『せつぶんだ まめまきだ』のあらすじとおすすめポイント
  16. まとめ

『おにはそと』

出版社:金の星社
作・絵:せな けいこ
発行日:2010年12月

『おにはそと』のあらすじとおすすめポイント

豆まきで、子どもたちは鬼を追い払いました。

でもよく見ると、まかれた豆を食べていて逃げ遅れたちび鬼。

人間の子どもたちは、ちび鬼と仲良く遊び始めました。

ちび鬼と仲良く遊ぶ人間の子ども達の姿がとてもほほえましいお話です。

小さい子どもにも豆まきがよく伝わる心が和む楽しい絵本になっています。

『せつぶんワイワイまめまきの日!』

出版社:文溪堂
作:ますだ ゆうこ
絵:たちもと みちこ
発行日:2013年01月

『せつぶんワイワイまめまきの日!』のあらすじとおすすめポイント

節分の日、保育園のみんなでかくれんぼをしています。

弱虫のタカシは無理やりツヨシにオニにされてしまいました。

「もういいかーい?」「もういーよ!」
タカシが目を開けると、なんと目の前に本物のオニの子が現れたのです。

オニの子キッチはタカシに、“リンリンボウ”というオニがツヨシのいじめっ子の原因だと教えました。

キッチとタカシはリンリンボウをやっつけることに。

「ケロポンズ」のますだゆうこさんと「colobockle」主催のたちもとみちこさんによる可愛くて楽しい節分絵本です。

『まめまきバス』

出版社:鈴木出版
作・絵:藤本 ともひこ
発行日:2016年01月07日

『まめまきバス』のあらすじとおすすめポイント

節分の日、大きなマスクをつけたバスくんがバス停で待っていました。

咳をした、かいじゅうおにがみんなに風邪をうつしてしまうのでマスクをしていたのです。

バスくんとねずみくんは、かいじゅうおにをやっつけるため豆投げますが……。

バスくん達は、かいじゅうおにをやっつけることができるのでしょうか?

可愛いバスくんが活躍する『いただきバス』シリーズの4作目です。

『ちゅーたんのおにはーそと!』

出版社:教育画劇
作:きむら ゆういち
絵:ながはま ひろし
発行日:1998年

『ちゅーたんのおにはーそと!』のあらすじとおすすめポイント

パパとちゅーたんは豆まきをします。

窓から見えるのは鬼?と思いきや……。

12ヵ月のしかけ絵本シリーズで窓あきのしかけになっています。

ページをめくるワクワク感を楽しみながら節分について分かりやすく伝えてくれる絵本です。

お面が作れる型紙つきなので絵本を読んだ後も楽しめますよ!

『せつぶんセブン』

出版社:世界文化社
作:もとした いづみ
絵:ふくだ いわお
発行日:2017年01月

『せつぶんセブン』のあらすじとおすすめポイント

子ども達の所へ空から飛んできた謎のヒーロー『せつぶんセブン』

今日は節分なので豆まきの準備を始めました。

大豆を炒って、鬼のお面を作って……。

子ども達と一緒にせつぶんセブンが豆まきをしていると、なんと本物の青鬼が現れたのです。

強くて頼りになるヒーローのイメージとはちょっと違ったユニークな『せつぶんセブン』が魅力的な行事ヒーローシリーズの第3弾!

『おにはうち!』

出版社:童心社
作:中川 ひろたか
絵:村上 康成
発行日:2000年11月

『おにはうち!』のあらすじとおすすめポイント

園庭の外に、こどもたちをじっと見ていた見慣れない子。

名前を聞いてみると「……にお」と答えました。

におくんは園のみんなと一緒に野球をして遊びました。

でも、豆まきをしようとするとにおくんは逃げ出してしまいました。

園長先生の心遣いにほっこりするお話になっています。

保育園の行事を描いた「ピーマン村の絵本」シリーズの1冊です。

『まめまき できるかな』

出版社:ほるぷ出版
文:すとう あさえ
絵:田中 六大
発行日:2018年12月

『まめまき できるかな』のあらすじとおすすめポイント

まだ上手にボール投げができないまこちゃん。

お父さんやおばあちゃんと練習しますが、なかなか上手くいきません。

そこでお母さんが豆の入ったますを持ってきました。

まこちゃんは、上手く豆を投げて鬼を追い払えるかな?

2、3歳児向けにシンプルに節分について描かれた絵本です。

巻末には行事のミニ解説がついています。

『まめのかぞえうた』

出版社:鈴木出版
作:西内 ミナミ
絵:和歌山 静子
発行日:2004年01月

『まめのかぞえうた』のあらすじとおすすめポイント

「ひとーつ、まめ ひとつ あったとさ。」
数を数えるたびに豆が育っていく楽しい数え歌絵本です。

絵がはっきりとしていて小さい子向けに描かれています。

また、数を覚え始めた年齢の子も楽しめる内容です。

一つ一つの豆の表情にも注目して見ていくとより楽しめますよ!

『せつぶんのひのおにいっか』

出版社:講談社
作:青山 友美
発行日:2012年01月06日

『せつぶんのひのおにいっか』のあらすじとおすすめポイント

人間の家に一緒に住んでいるのんきな鬼の一家。

人間達には鬼の一家の姿が見えないようです。

鬼の一家は、気ままに暮らしていたのですが今日は節分。

鬼の一家はどうなるのでしょう?

人間の家に鬼が住んでいるというユニークな内容の絵本です。

思わず、自分の家にも鬼が住んでいるかもと思ってしまいそうですね。

『ようかいむらのにこにこまめまき』

出版社:国土社
作・絵:たかい よしかず
発行日:2021年12月24日

『ようかいむらのにこにこまめまき』のあらすじとおすすめポイント

今日は節分。

あずきとぎの、しょきしょきのお店で豆を手に入れた妖怪達。

ようかいむらの妖怪神社で豆まきを行います。

七福神も現れて大盛り上がり。

その時、「鬼は内!」「福は外!」と何やらおかしなかけ声が聞こえてきました。

可愛い妖怪がたくさん登場する「ようかいむら」シリーズ第12弾です。

『おばあちゃんのえほうまき』

出版社:佼成出版社
作・絵:野村 たかあき
発行日:2010年01月

『おばあちゃんのえほうまき』のあらすじとおすすめポイント

節分の日きりちゃんは、おばあちゃんと恵方巻を作ることになりました。

「まきすのうえにのりをしき、すめしをひろげてぐをのせます」

版画で作られた温もりのある絵本です。

恵方巻の作り方が物語を通して分かりやすく描かれています。

巻末にはレシピもついているので絵本を読んだ後に手作りしてみても楽しいですね!

『きょうはせつぶん ふくはだれ?』

出版社:世界文化社
作:正岡 慧子
絵:古内 ヨシ
発行日:2011年12月30日

『きょうはせつぶん ふくはだれ?』のあらすじとおすすめポイント

山から下りてきた鬼の子は、ひとっこひとりいない村にやってきました。

村の中の一番大きな家に近づくと「おには、そとーっ!」と大きな声と共にぱらぱらと豆が飛んできました。

「いてて!おいらのこと、どうしてわかったんだろう」

なんと、今日は節分。

鬼の子は慌てて縁の下に逃げ込むと全身真っ黒な人がいて……。

ちょっぴり変わった鬼の子と節分の夜に起こった小さな事件。

少しスリリングな節分のお話を楽しめる絵本です。

『おにはそと!ふくはうち!』

出版社:金の星社
作・絵:いもと ようこ
発行日:2016年01月

『おにはそと!ふくはうち!』のあらすじとおすすめポイント

雨続きで困ったおふくの母さんは「雨を降らせてくれる代わりに娘のおふくを嫁にやる」と言ってしまいました。

その言葉を聞きつけた鬼が雨を降らせたので、おふくは鬼のお嫁さんにされてしまったのです。

おふくは、落とした種が咲かせた菜の花をたよりに村へ逃げ帰ります。

追いかけてきた鬼に、おふくの母さんは炒り豆をぶつけて言いました。

「この豆から花が咲いたらおふくを渡してやる」
鬼は今日も、花が咲くのを待っています。

「いもとようこの日本むかしばなし」シリーズです。

親しみやすい絵と怖くない鬼が登場する魅力的なお話になっています。

『おなかのなかに おにがいる』

出版社:ひさかたチャイルド
作:小沢孝子
絵:西村 達馬
発行日:1982年

『おなかのなかに おにがいる』のあらすじとおすすめポイント

あっちゃんのおなかの中には「めんどくさがり鬼」がいます。

他のお友達のおなかにも「食いしん坊鬼」や「泣き虫鬼」がいるんですよ。

みんなで豆をまいておなかの中の鬼を退治。

でもおなかに「へそまがり鬼」がいるごろちゃんは「鬼はうち」と言ってしまい……。

みんなの中にいた鬼が全てごろちゃんのお腹に入ってしまったところで物語が終わります。

子ども達が、その後の展開を自由に想像できる所が面白いですね。

おなかの中に鬼がいると思うと少し怖いかもしれませんが、「自分の中の鬼を追い払う」という活動の導入にピッタリな絵本です。

『せつぶんだ まめまきだ』

出版社:教育画劇
作:桜井信夫
絵:赤坂 三好
発行日:2000年

『せつぶんだ まめまきだ』のあらすじとおすすめポイント

節分の日、家では豆を炒ったりいわしを焼いたりと節分の準備が行われていました。

村の豆まきでは、お父さんが鬼になって子ども達を追いかけます。

節分というと豆まきというイメージが強いですがこの絵本は、豆まきだけではなく柊いわしを飾る理由についても触れています。

豆まきだけではなく節分についてより詳しく知りたい幼児や小学生にピッタリの絵本です。

まとめ

まとめ

節分をテーマにした絵本を紹介しました。

日本の行事は、由来や意味をしっかり子どもに伝えていくことが大切です。

節分をテーマにした絵本はストーリーを楽しみながら自然と由来や意味を知ることができます。

ぜひ絵本を通して楽しみながら分かりやすく子ども達に伝えていってくださいね。

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