1歳、2歳クラスの保育士の中には、トイレトレーニングをどう進めていくか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、トイレトレーニングの導入におすすめの絵本『トレトレ トイレ』を紹介します。
私は『トレトレ トイレ』を読み終えて「2歳クラスを担当している時にこの絵本に出合いたかった~!!」と強く感じました。
トイレトレーニングを始める時にピッタリな絵本です。
これからトイレトレーニングを始める保育士さんは、ぜひ参考にしてくださいね!
『トレトレ トイレ』
『トレトレ トイレ』のあらすじ
「トレトレ トイレにいらっしゃーい!」
トイレのキャラクター『トレトレ トイレ』
トレトレ トイレがトイレに興味を持った主人公の男の子に、トイレでは何をするのかなどを教えてくれます。
男の子は、パパもママもトイレに行っていることに気づいて自分もトイレでおしっこをしてみたくなりました。
トイレに座ってみたけれど、「あれっ でない」「なんで でないの?」
なかなかトイレでおしっこが出なくて、泣き出してしまいました。
男の子はトイレでおしっこできるかな?
『トレトレ トイレ』のおすすめポイント
『トレトレ トイレ』に出てくるトイレのキャラクターはとてもやさしく描かれています。
そのため、「トイレ=怖い場所」と感じている子のイメージも変わってくるでしょう。
主人公の男の子も始めは「まだまだおむつがいいの」とトイレへ入ろうとしません。
でも、段々と「トイレでおしっこしてみたい」とやる気が出てきました。
始めはトイレに座っても、うまく出ない様子が描かれていますが、「始めからうまくいかなくてもいいんだよ」と励ましてくれる内容がとても温かく感じます。
私が印象的だったのは、なかなかおしっこが出なくて悲しくなったり「もういやだ!」と怒る子どもの心情が描かれている場面。
大人もつい焦ってしまいますが、焦らずに子どもの気持ちに寄り添いながら進めることが大切だと気づかされました。
そして、トイレでおしっこが出てすっきりした男の子が、とてもステキな表情で描かれているところにも注目してほしいです。
『トレトレ トイレ』の保育への活かし方
『トレトレ トイレ』は、トイレトレーニングへの導入としてとても役立つ絵本です。
トイレに興味を持ち始めたり、オムツにおしっこが出たことを自分から知らせるようになった頃に読んであげると良いでしょう。
お兄さんやお姉さん達がトイレへ行っている姿を見て、興味はあるけれど「ちょっと怖そうだな」「トイレでおしっこできるのかな」と不安に思う子もいるかもしれません。
『トレトレ トイレ』は、トイレ自体が可愛らしいキャラクターで描かれているのでトイレに親しみを感じられるでしょう。
トイレは何をするところなのか、トイレットペーパーはどうやって使うのか教えてあげる際にも読んであげるといいですね!
『トレトレ トイレ』を読んで楽しくトイレトレーニングを!

可愛らしい絵で、トイレについてわかりやすく描かれている絵本『トレトレ トイレ』を紹介しました。
トイレのキャラクターがとてもやさしく教えてくれるので、子どももトイレへの親しみが湧いてくるでしょう。
保育士や保護者にとっても、焦らず気長にトイレトレーニングを行う大切さに気づかせてくれる1冊でした。
ぜひ、子どもがトイレに興味を持ち始めたタイミングで読んでみてくださいね。
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